普段のおまいり
ふだんのおまいり
「朝に礼拝、夕べに感謝」という言葉があります。
一日の始まりに仏壇の前で手を合わせ、その日を大切に生きられることを念じ、一日の終わりにもまた仏壇の前で手を合わせて、無事終えられたことを感謝するという意味です。
仏壇前でのおまいりで、毎日の生活を充実したものにできるでしょう。
「朝に礼拝、夕べに感謝」という言葉があります。
一日の始まりに仏壇の前で手を合わせ、その日を大切に生きられることを念じ、一日の終わりにもまた仏壇の前で手を合わせて、無事終えられたことを感謝するという意味です。
仏壇前でのおまいりで、毎日の生活を充実したものにできるでしょう。
仏壇は、仏さまや亡くなった方々がおられる浄土(仏教でいうところの天国)の様子を、一つの箱の中に表現したものです。
浄土の中心には「須弥山」という、とても大きな山がそびえ立っており、頂上は平らかで完全なる悟りの世界です。お釈迦さまはこの悟りの世界へ私たちを導いてくれる方です。
そこから一段下がったところに、四天王がおられて須弥山を守っています。
そして、その下に下界があり、広い海に浮かぶ島の一つに人間がいるそうです。
仏壇には必ず段々がありますが、これは須弥山をあらわしているのです。
一日一度(できれば朝)おまいりしましょう。
時間が取れる時は、仏壇の前でお経をお唱えしましょう。
曹洞宗にはたくさんのお経があります。
基本的にはどのお経をお唱えしてもよいですが、もっとも読まれるのは、
No1.摩訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃはらみったしんぎょう・略して般若心経ともいう)
No2.大悲心陀羅尼(だいひしんだらに)
でしょう。
般若心経と大悲心陀羅尼を連続してお唱えする場合は、般若心経を、お釈迦さまと高祖さま(永平道元禅師)・太祖(瑩山紹瑾禅師)さまへのお経、大悲心陀羅尼をご先祖さまへのお経とします。
お経をあげるなら、お経の本の購入をお勧めしますが、「とりあえずやってみる」方のためにお経のページを作りました。